投資は「ギャンブル」?

株式・投資信託

投資は「ギャンブル」?

こんにちは!ブンさんです。

過去の私は、「投資はギャンブルだからリスクが大きい」

「投資はお金持ちがすることだから、自分には縁がない」 と、思っていました。

それは祖母から「株は怖い。真面目にコツコツと貯金した方が良い」と言われていたことが

影響していたのかもしれません。

ギャンブルとは?

ギャンブルは、結果が偶然に左右されるゲームや競技に対して金銭を賭ける行為のことです。

パチンコ競馬宝くじなどがこれらに該当します。

また、胴元(国や事業者などの主催者)がいることも特徴です。

集めたお金から胴元(主催者)が運営料を差し引いて、残りを当選者等に分配します。

胴元が「儲け」を必ず確保できる仕組みになっており、当選者等への還元率は

種目によって異なります。

ギャンブル還元率ランキング http://www.gambles-payout-ratio-ranking.com/ より引用

ギャンブルの還元率

宝くじの還元率は46%です。

つまり、購入した瞬間に元本が約半分になり、残りを分配することになります。

このように期待値が1未満(100%未満)のものにお金を投入すると、

やればやるほど、0(ゼロ)に近づきます。

例えば、上記の表では比較的、還元率が高いパチンコ(還元率80%)でも

10日連続で行った場合、理論上は以下の計算式になります。

1×0.8×0.8×0.8×・・・×0.8≒0.11  

実際は、勝ったり負けたりをランダムに繰り返すので、全てがこの計算式に

当てはまる訳ではありませんが、

長く続けるほど「負ける」可能性が高まります。

これを知ってから、私はパチンコ、スロットと距離を置くようになりました。

ギャンブルは、それでしか味わえない楽しみもあるので、ギャンブル自体は否定しません。

しかしながら、将来の資産形成をするにあたっては、ギャンブルはリスクが大きいので

自分の許容範囲のなかで行っていきたいですね。

投資について

一方、投資は、将来的に資本を増加させるものに対して、現在の資本を投じる行為です。

株式投資不動産投資自己投資などが該当します。

ギャンブルとの違いは胴元(一定の利益を搾取する主催者)がいないということです。

例えば、株式投資であれば、投資先の成長性などについて、経済や企業業績を分析したうえで

お金を投じ、配当益(インカムゲイン)や売却益(キャピタルゲイン)を得ることが

できます。  ※配当金がない商品もあります。また、購入価格を下回った場合は売却損(キャピタルロス)となる可能性もあります。

株式購入時に手数料は発生しますが、高くても数%以内です(手数料0円の場合もあ

また、再現性があることも投資の特徴です。

近年、注目されている米国の株価指数である「S&P500」は

15年以上の長期保有した場合は、どの時期からスタートしても「プラス」になっています。

出典:バートン・マルキール, ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)

自分の大事な資本を投じるのであれば

ギャンブルのように勝つか負けるかの「ゼロサムゲーム」ではなく、

全員が勝てる可能性がある「プラスサムゲーム」への参加を私は続けていきます。

今回もお読み頂き、ありがとうございました。

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